すぐメール

石川県小松市様

防災特化の専用アプリで様々なコンテンツを提供。気象情報の連携による自動配信で作業工数を削減!

        

CLIENT PROFILE

ご担当者名

危機管理課 二木様

2024年3月時点

石川県南部に位置し、日本海に面する小松市。人口規模が10万人(※令和5年12月の統計値を参照)を超える都市で石川県内でも上位に位置し、年間降水量が日本の中でも多い地域でもあります。 そのような小松市で防災に取り組む危機管理課の二木様に、すぐメールPlus+およびこまつ防災アプリの導入効果についてお話を伺いました。

- 「すぐメールPlus+」および「こまつ防災アプリ」をどのようにご活用いただいていますでしょうか。

「すぐメールPlus+」を活用する上で、最も重要な役割は災害時の情報配信と考えています。小松市では、「すぐメールPlus+」を通して、「こまつ防災アプリ」、LINE、SNS、電話、メールなど複数のメディアへ一斉配信を行なっています。
「できるだけ人の手をかけない」というコンセプトで設計していましたが、元旦に発生した地震(令和6年能登半島地震)では、職員が不在のタイミングでも緊急地震速報や津波警報が配信できました。また、次々と発生する余震でも自動的に震度情報が配信できたことも含め、限られた人数で多くの対応を迫られる災害時に、大きな力になることが実証されました。
平常時や災害前には自動配信だけでなく、手動配信できめ細かい「備え」の情報配信を行なっているほか、防災アプリでは、マップ機能やマニュアル、リンク集なども活用しています。

- 「こまつ防災アプリ」が他メディアと比べて良かったと思う点はありますでしょうか。

「こまつ防災アプリ」の特徴としては、マナーモードでもサイレン通知(※スマートフォンの機種により非対応の場合あり)ができるという点です。この機能はカスタマイズして導入して本当によかったです。「こまつ防災アプリ」は『重要な情報はマナーモードでも鳴ります』と市民に案内をしていて、実際に気づきやすいという声もいただいています。これは他のメディアではできないので、専用アプリの強みだと思います。
また、アプリは洪水浸水想定区域などの防災マップが見られるので、大雨警報などをLINEに配信する際に、アプリならではの機能を説明してアプリのダウンロードを促すようにしています。他にも、アプリは多言語にも対応しているので、外国籍の方でも利用できるのも良いと思います。あとは、リンク集などを市民に説明したときに、河川カメラや交通情報などの必要な情報が、こんなに簡単に見られるのかと驚きの声をいただきました。
また、バイザー社のアプリはオリジナルデザインで構築できるので、市のコンセプトにあわせてデザイン提案してもらいました。機能も含めカスタマイズできるのが専用アプリの魅力ですね。

- 「すぐメールPlus+」の導入後、防災以外の他部署を含めた情報配信における変化はありますでしょうか。

災害時の危機管理課での情報配信は、「すぐメールPlus+」の導入前は、防災行政無線とLINEへの配信が精一杯で、SNSなどは広報秘書課の職員に配信してもらっていました。そのため、媒体により配信に時間差が生じていました。
「すぐメールPlus+」を導入してからは、危機管理課からLINEも含めた複数メディアに一斉配信しています。これまで、手が回らず、なかなか配信に至らなかったYahoo!防災速報にもAPI連携で難なく配信しています。平常時の情報配信でも、水道管の凍結情報や熱中症の警戒情報など、他部署からの依頼を配信したりもしています。
気象警報などは発令されたことを職員が確認し、手動で配信していたので運用が大変でしたが、「すぐメールPlus+」がある今は、気象情報と連携して自動配信できるので、情報の正確性と迅速性が上がりました。防災アプリでは、利用者がニーズに応じて通知される情報を選択できるのも良いですね。災害時、平常時を問わず、情報配信の運用負担が大きく軽減されています。
防災無線などは外出していると気づかない場合もありますが、「すぐメールPlus+」で複数メディアに一斉配信でき、履歴も残るので、気づいてもらいやすいのもメリットだと思います。

- 今後、「すぐメールPlus+」および「こまつ防災アプリ」をどのように活用していきたいとお考えでしょうか。

今後は線状降水帯の追加やハザードマップの充実などを行なっていきたいと考えています。その上で、要望としては、マップの表示設定を開いたときに2つ目以降の選択肢があることにもう少し気づきやすくなると良いかなと思います。防災専用のアプリとして、常にバージョンアップをしてきたいと考えています。

導入製品


貴重なご意見まことにありがとうございました。