すぐメール

東京都足立区様

登録率向上のカギは、全庁的な平時の配信と多様な媒体での登録案内

        

CLIENT PROFILE

ご担当者名

政策経営部報道広報課デジタル情報・広告係 松藤様 鈴木様

2024年2月時点

足立区は東京都の北東部に位置しており、荒川をはじめとした豊かな水辺、区内に点在する自然環境、西新井大師等に代表される多くの名所旧跡に恵まれた区として発展を続けています。 今回は、政策経営部報道広報課の松藤様、鈴木様にすぐメールPlus+の導入効果についてお話を伺いました。

- すぐメールPlus+を導入された経緯を教えていただけますでしょうか。

以前は、防災部門が運用する住民向けの登録制メールと同じシステムを、平成22年からバイザー社製の情報配信システムを利用しています。それまで利用していた「すぐメール」が終了することになり、他のサービスと比較検討しましたが、LINEやSNSと連携できること、配信速度等の性能面で優れていること、災害時等でも安定して情報配信ができることなどを重視して「すぐメールPlus+」を導入しました。

- 「すぐメールPlus+」を導入後、どのように活用されているか教えていただけますでしょうか

我々が所属している報道広報課では、主に区の広報紙の発行や、電子広報媒体の運用・管理、地域情報のリリース等の業務を担当しています。「情報発信」と聞くと広報の仕事と思われがちですが、足立区では全庁的に区民への情報発信は業務の一部と考えており、各担当部署がそれぞれの業務に応じた情報を常時発信できるようにしています。 「すぐメールPlus+」は操作しやすいですし、配信に際しては、一度の操作でSNSなど複数のメディアに一斉配信できるので職員の業務負担軽減にも繋がっています。 不明点があった場合は、ヘルプデスクに問い合わせれば迅速丁寧に回答をいただけるのでありがたいです。

- 登録率(メール)を上げるための取組みを教えてください。

ホームページでの案内はもちろん、足立区に転入された方向けのチラシやハザードマップ等、区が発行する様々な冊子やパンフレットなどにメール登録用の二次元コードを掲載しています。その中でも特に登録数がグッと伸びたのが、小・中学校の新入学時に保護者に配る登録案内チラシです。子育て世代に「子どもの安心情報」がメールで届くことを周知するなどターゲットに応じた工夫が大切だと感じました。 配信する情報は、防災情報、気象情報、健康情報など16のジャンルに分けています。登録者は必要な情報を選択して受信ができます。ただし、災害情報や重要なお知らせはどのジャンルに登録していても全員に送るようにしています。 このように複数の方法で登録周知を行ったり、必要な情報を選択できたりすることで全体の登録者が増えました。また、あわせて有事の際にひとりでも多くの区民の方へ迅速に情報発信できる環境を作ることができました。今後も「すぐメールPlus+」を活用し、必要な時に必要な情報を発信していきたいです。
※令和5年12月時点で16ジャンルを配信中。

-今後の「すぐメールPlus+」の活用方法として検討されている点はありますでしょうか?

先ほどお話しした以外で、住民の方へ登録をお願いする方法としては、HPを活用したり、地域協議会主催の防災訓練で登録を呼びかけるプリントを配布したり、防犯ガイドブックでの呼びかけなどを行っておりますが、登録者を増やし続けることに限界を感じています。
今後1人でも多くの方に登録いただくためにも、他部署とも協力をし、市のイベント情報や子育て情報など住民の皆様が日常的に目にする情報の配信をできるようにしていきたいと考えております。この取り組みを通じて、登録者が増えることで有事の際いち早く、一人でも多くの住民に情報を届けることができればと考えております。

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貴重なご意見まことにありがとうございました。